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2013年 04月 29日
先日、ハンブルクに行ったときに道ばたに出ていた看板。
「Verkauf Spiegel」(Spiegel、売っています) 友人と二人でSpiegel ?! Spargel ?!どっちがどっちだっけ!今は確かにアスパラの季節だけど、道ばたで鏡何て売っているのかな?!Spiegelってアスパラ?それとも鏡?!アスパラだったら今はいらないけど鏡なら見てみたい…でも…、と、以下同じ問答を10分くらい繰り返して、Spiegelは鏡だよね、鏡だったらちょっと見に行ってみようか、という事があった最近。結局道ばたで鏡を売っていた訳ですが、鏡も結局は買いませんでした、はい。 *Spiegel/鏡・Spargel/アスパラ、が正解。 おとといBio Marktへ行ってホワイトアスパラが1キロ10ユーロで売られていました。しかも直径が6センチ以上はありそうな、すんごい瑞々しくて美味しそうな。しかし既に私のリュックには700gほどのDinkelのパンがずっしりと入っており、しかもその後に予定があったため後ろ髪を引かれる思いでその場を立ち去りました。 しかし、昨日、散歩をしながら無性にホワイトアスパラが食べたくなって。丁度そこへ「Verkauf Spargel」の看板。 これはこれは、と道ばたのスタンドに立ち寄ってみました。値段は1キロ10.95ユーロ。しかもBio Marktの半分くらいの太さで…。しかしもう私のお腹はアスパラしか受け付けません!状態になっていたので買いました、ええ。ちょっと残念な気分になりながら。 それでも日本では見た事が無い位立派なホワイトアスパラです。この通り。 ピーラーで皮を剥いて、塩ゆで、その上に卵黄・オイル(バターが無かったので)・塩コショウを湯煎をしながらかき混ぜて最後にマスタードを加えたソースで頂きました。 めちゃくちゃ美味しかった〜。ほんのりした苦みと、瑞々しく口の中に広がる甘さ、そしてシャクシャクした歯触り。ああ、たまらないです。春の味。 一キロのアスパラを一気に茹でたのですが、食べる手が止まらず、残すはあと数本のみ…。独りで食べたにもかかわらず、です…。 皆さんも是非、ドイツでSpargelを味わってみてください。 #
by fremdes_Wasser
| 2013-04-29 21:22
| Berlin
2013年 04月 28日
ハンブルクの語学学校に通っていたときにこの質問を良く聞かれたし、自分でもクラスメイトによく投げかけました。または、何故ドイツなのか。
私の答えは簡単。「好きな作家(日本人女性)の作品をドイツ語の原文で読むため。」 この答え方をすると9割くらいの人が、ぽかん、としています。まあそりゃそうでしょう。日本でもドイツ語は勉強できるしネットで本何て、いくらでも買えますし。そして私は文学を専攻している大学生でもない。 ドイツで一年暮らしてみて、さて、好きな作家の作品をドイツ語の原文で読むためにドイツへ来た意味があったのかと、自分に問い直してみる。答えは、もちろん、意味はあった。理由を述べれば色々色々書けますが、簡潔に述べると今までイメージでしかなかった世界が立体感と色彩を帯びてよりいっそう身近に本を読み進める事が出来るし、ドイツでの生活が身体になじんできたからこそ深く感じ取れるものがある、から。 更にドイツへ来た目的に、その作家の朗読会へ行く、事が含まれていました。 なかなか果たせずにいたのですが、昨日、ある雑誌のイベントで彼女の朗読を聞く事が出来ました。彼女の話すドイツ語で会場は大爆笑。すらすらと紡ぎ出される彼女の言葉がこんなにエネルギーを持ったものなんだなあ、と実感しました。イベントの最後に、彼女の著書にサインをお願いして、頂く事も出来ました。私の人生の半分とちょっと、ずっと彼女の本を読み続けてきた私にとって、彼女が目の前にいる事が不思議で、ドキドキしすぎて挙動不審だったのは言うまでもありませんが…。 「彼女」が誰なのかは、お分かりになる方も多いと思うので伏せておきますが、これで一年前の自分に胸を張って日本へ帰国する事が出来ます。ふふ。 残りの日々、あと一寸ですが東の方へ旅行をしてヨーロッパでの生活も終わりになります。 寂しいな、又いつか来て生活できたら楽しいな、でも日本へ帰りたいな、そんな感情を持て余しています。 #
by fremdes_Wasser
| 2013-04-28 19:55
| Berlin
2013年 04月 14日
四月に入り、さあいよいよ暖かくなるか!?という期待とは裏腹に、雪が降りまして。
こう、春の来ない感をまざまざと思い知りました。とは言ってもベルリンの春がこんなにも遅いのは観測史上まれな様なので運が悪いとしか言いようが無い。そんな感じで関東平野で育った私はこの天気にやられてしまい、体調を少し崩しましたが最近少し暖かくなって調子も戻ってきました。 春の倦怠感とやらはドイツ語でも存在し、そんな倦怠感を引きずりつつ半分夢の中ですが、えいやと気合いを入れて遠出してみました、今日。 行き先はWünsdorf(ヴュンスドルフ) 本と防空壕の町。 ベルリンから約一時間電車に揺られてついた駅。しかしドイツには良くある事なのですが駅前は閑散として、あるのはパブと既に廃屋になっているレストラン。 私が行きたかった「本と防空壕の町」は駅前からバスに乗るという情報しかなかったのですが、バスの時刻表をみると…土日は運行していません。はて。とりあえずここまで来たからにはバスが無いですか、そうですか、といって戻る訳にも行かないので、当てずっぽうに歩いてみる事数分。「Buecherstadt」との標識を発見。それから3キロ弱、歩きました。 そしてチョコを食べつつ、ついにたどり来ました。バス停「Buecherstadt」に。 しかしバス停から見える景色は鳥のさえずりが美しく響き渡る森の中の寂れた団地風…。またもや当ても無くぷらぷら歩いているとinfoの看板を発見、本と防空壕の町の中心部にたどり着きました。 * このWuensdorfは第一次世界大戦の前から駐屯地として使われ、戦時中はムスリムの捕虜が収容。 第二次世界大戦中も射撃訓練場や軍の宿営地域だった様です。また、ヒトラー暗殺計画(1944年7月20日)に加わった大将の数人がここを駐屯地としていた事から 'Zivilcourage'(自己の信念を主張する勇気)が捧げられているようです。 その後53年から94年まで約4万人の旧ソビエト軍の部隊・家族が駐屯していたため「進入禁止」区域だったようです。 * ここまではパンフレットから抜粋。訳が間違っていたらごめんなさい。 で、現在はどうなのかというと。 戦時中に使われた防空壕は寂れていますが残されており、中でも目を引くのがコンクリートで作られたロケットの様な形をした防空壕。それが「穏やかな団地風」な場所にドーンと立っていたり転がっていたりするので不思議な雰囲気です。(写真はありません) そして私の目当てだった本屋さん。 古本屋さんが4軒あるようですが、私は3軒しか気づきませんでした。そのうち一つは軍・戦争の古本が主で、射撃練習をした後の銃弾が打ち込まれた板や旧ソビエト軍の軍帽なんかもありました、本屋さんに。ついでにギャラリーがあったり、訪れた人のために防空壕を巡るツアーなどもあるようです。 古本の種類はその軍関係に偏った本屋さんを除き、特別偏った内容の本は無いように感じました。 私が今回ここで買った本は「Biohaus」「冷たい料理集」とDDR時代の絵本。ドイツ語の勉強に…なるかな。 最後に、ここで嬉しかった事を。 Buecherstatで喫茶店に入ったのですが(カフェではない)ロシア人の店主さんが私のお茶の好みを色々聞いてくれて、更に「こんな天気だから…のどに良いんだよ」とルイボスにユーカリとオレンジフレーバーが付いたお茶を出してくれました。人が私のために選び丁寧に入れてくれたお茶を久しぶりに飲んで、冒頭の倦怠感、憂鬱感、どこへもぶちまけられない憤り感が、すうーっと消えて行くのを感じました。さらにベトナムの緑茶だよ、と緑茶まで入れてくれて(おそらく私がアジア人だから)、お会計は2ユーロ。あわてて「緑茶代も払いたい」というと「いらないよ」との返答。 いつか、私が頂いたこの気持ちの温かさを誰かに分けてあげられるといいな、と思ったりしたのです。 そんな事もあってか、私のドイツの大好きな場所、第一位はBeuronが未だに君臨しておりますが、第二位はこのWuensdorfだなと今日を振り返って思うのです。 過去の傷跡を象徴する防空壕が、小鳥がさえずる森の中の「穏やかな団地風」な場所に点在しているという違和感、そしてそれが意味をなさなくなって「巨大なモニュメント化」している事への安心感、更にたくさんの古本に囲まれていると香ってくる、今まで積み重なってきた時間・時代。 うまく伝えられないけれど、古本がお好きな方はドイツにいらしたら、ここへ是非訪れていただきたい。 できれば平日に。 往復約2時間弱歩いた私はヘトヘトです。 #
by fremdes_Wasser
| 2013-04-14 08:29
| Berlin
2013年 03月 27日
フィンランドだより最後の日記は、自己満足に満ちあふれた食器たちのご紹介。
それぞれ一客ずつですが、Ruskaとスパイス入れは2つずつ購入。 中でも、Filigran(一番右の)はケーキ皿の上にソーサーを乗せてカップを乗せると可愛い。 彼女たちを壊れないように梱包するのが今の課題です。 さて、やっっと帰国のチケットを買いました。5月9日に日本へ到着予定です。 あと一ヶ月強、ベルリンをもっと好きになれたらいいな。 #
by fremdes_Wasser
| 2013-03-27 04:23
| finnland
2013年 03月 27日
あっという間にベルリンへ帰ってきました…。
あっという間だった。 フィンランドだより第二弾は行った場所の写真を主に載せます。 まずは教会。 ここはランプがステキでした。ちびっ子が沢山いて歌を歌っていてとっても可愛かった。ゲストブックには日本人の名前だらけだったので、(ノイシュバンシュタインの様に)日本人に有名な場所なのかもしれない。 次は有名なここ。 岩の中にいるのに、光に満ちあふれているという不思議な体験。天井のウズウズも素敵。北欧ってきっと、日照時間の短い冬をどうにかして生き残ろうとする知恵?のためか、どの建物も光に満ちていて、太陽光の取り入れ方が凄いなあと感心します。 お次は何じゃこりゃ、と驚いた教会。去年完成したという新しい教会。コンセプトは忙しいヘルシンキの人たちに安らぎを、という物らしく、中は卵の中に閉じ込められた様な雰囲気の、一人で物事を考えたいときなんかにきっといい場所なんじゃないかなって思いました。ここもやはり中は光が空から降り注ぐ設計でとても明るかった。 お次はかもめ食堂。 この映画は精神的に参ってしまい食事が摂れなかった時期に見た物で、「ハラゴシラエして歩くのだ」という言葉にガツんとやられました。あれから見ていないのだけれど、今見たら又面白いだろう。友人が頼んだシナモンロールも半分いただきました。 そして凍っている海をゴリゴリ進む船に乗って、 15分。スオメンリンナ島へ行ってきました。 対岸にヘルシンキの町並みが見える場所でフィンランド人の、ちょっと私より年齢が上くらいの双眼鏡を持った人に声をかけられました。 「あの(ヘルシンキの)ビルの辺りに鷹が見えるよ。」 「街にいると下ばっかりみて、あんなに大きな鳥が頭上を横切っている事に気づかない事なんてしょっちゅうあるんだよ。やっぱりたまには目の前の事だけじゃなくって全体を見渡す事も大切なんだなって僕は思うんだ。」と。 なんだか映画の中の誰かが言ってそうな会話でしたが、旅先の会話っていつも以上に大切にしたいなと思うのです。 最後は「凍った海の上を歩く」使命感にかられて訪れた、シベリウス公園のそばの海。 海が凍り、更に雪が積もっているので皆さんスキーや犬の散歩など楽しんでおられます。上の景色の場所は、氷が割れてロープが張られている場所だったけれど、建物とか木の感じに惹かれました。 この側のカフェがとってもおしゃれでした。今度訪れたい。この車もカフェの物らしい。やかんがトレードマーク。 #
by fremdes_Wasser
| 2013-03-27 04:03
| finnland
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