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2012年 12月 10日
スイスに来て一週間が経ちました。
現在は、とあるデザイナーさん?職人?のところで暮らしています。都会です。 今まで山にこもっていたので、待ち合わせの美術館のきらびやかさに倒れそうになり、路面電車に目を丸くして、町のクリスマスのイルミネーションにうっかり心を躍らせてしまう、なんとも田舎っぺ丸出しな私なのでした。 スイスに来たのはある場所に行ってみたいからなのですが、それはまたたどり着いたら書きます。 とりあえずここで約3週間暮らします。 一緒に暮らしているスイス人は私のひどいドイツ語を、片っ端から直してくれるので、(いやはや、言葉の端から端まで直すって本当に大変なのは私も知っている、というか私はそれが面倒くさくて日本語は人に教えられないのだけれど)語学学校に通っていたときよりもドイツ語を意識するようになってきています。 昨日は近所の地下室にあるバー、というか、小さな映画館、というか、小さな舞台がある場所でコンサートを聴いてきました。ここ。 こぢんまりとしているけれど、とても暖かい雰囲気の場所で素敵でした。 演奏はこの人のソロ。 前日はケルンの大聖堂で演奏したようです。大聖堂は、音の響きも格別だっただろうなあ。 oudという中東の楽器を初めて聞いたのですが、独特の音色が本当に素敵でした。 ホームページからも視聴が出来るので聞いてみてくださいな。 彼はLibanon出身で、とっても穏やかに話す、とっても優しい人だったのですが、今日、彼の半生をDVDを見て知り、私自身も、もっともっと世界の情勢に目を向けなければ、と(今までにも幾度となく、そういった機会はあったのですが)強く思うのでした。 さて。 解散総選挙が迫っている日本がどうなって行くのか。 在外選挙制度を利用して投票しようにも、現在住所不定なので(在外選挙人名簿登録には3ヶ月以上同住所に住んでいる事が満たされなければならないらしい)残念ながら選挙権がありません。 自民党の憲法改正案、特に前文と第9条の改正案については反対です。 いかなる理由があるにしても、政治や、ほんの一握りの狂った人達の利益のために、私たちの手が銃を握り、手を血で染める事はあってはならない。何を犠牲にして今の私たちが存在するのか。守るべきものは、一体何であるのか。 それと同じで、福島の原発事故を受けても、将来的に原発をなくす事を視野に入れないというのは狂っているとしか考えられない。 何万年も処理できない核廃棄物をどうするのか。再処理など論外であるが、まず、どんなに安定したプレートの下でさえ、埋める事自体も安全ではない。ドイツに来て、大飯原発が再稼働したが、その話をすると、信じられないという顔をされる。それが当然ではないだろうか。 投票日まであと約1週間。 この間の水曜日には映画を見に行ってきました。More than Honey. http://www.youtube.com/watch?v=Gw8dweb1_NQ 内容もさることながら(スイスのドイツ語やら、なまった英語やらがごちゃ混ぜで、さらにドイツ語の字幕も分からない言葉が多かったこともあり、半分くらいしか理解できなかったけど)映像が素晴らしかったのです。自然から離れた生活は不幸だな、やはり。 という訳で、すでにドイツの森がなつかしいのです。 #
by fremdes_Wasser
| 2012-12-10 07:56
| schweiz
2012年 11月 26日
さて、今はBeuronです。
ここでの日々は本当に楽しくて、色々と考える事もあり、またここを発ったら振り返りながら色々とここに書く、かもしれない。 なかなか先が決まっていませんでしたが、来週から何故かスイスに行きます。 本当に行き当たりばったりですが、3週間くらい過ごす予定。かもしれない。 今は山の上に住んでいるけれど、今度はたぶん都会です。たぶん真逆の生活。 とある職人さんにお世話になる予定。 昨日は、早めに牛と鶏と鴨と犬と猫達を、彼らの住まいに追い込んで、教会コンサートへ行ってきました。 車で約30分、Tuttlingenという町へ。 久々に見る夜の町のネオンや、大きな映画館にドキドキしました、本当に。 コンサートは写真を見て分かるようにキリストを囲んでのコーラスとオーケストラ。 日本では、教会の祭壇には登っては行けないと厳しく教え込まれていたので、これだけで衝撃です。 Felix Mendelssohn Bartholdy, ELISAS /Opus 70 Oratorium nach Worten des Alten Testaments 厳しい干ばつと飢饉の中、主に助けを求めるChor/Das Volkから始まるのですが、 Hilf,Herr! (主よ、お助けください!) のコーラスが始まった途端、涙が。 ハイプオルガンの前で演奏を聴く、という初めてな状況だったのもあるかもしれない。 約3時間のコンサートだったので最後の方はぼうっとしてしまいましたが、オーケストラとコーラス、パイプオルガンの力強い音で、張り付けにされているキリストが生き返ってしまうのではないかと、ちょっと心配になったのは、今から思い返すと笑ってしまいますが。 それくらい小さな町の教会のコンサートに、心を打たれたのでした。 #
by fremdes_Wasser
| 2012-11-26 22:38
| Beuron
2012年 11月 16日
私がAmbergにいた10月初め〜下旬までは天気が良く、素晴らしい秋の日和が続いていました。
木に登ってリンゴを収穫したり。そのリンゴでジュースを作ったり。 リンゴジュースとシナモン、クローブを温めて紅茶で割った飲み物がクリスマスマーケットでも出されるらしいと聞いて、できたてのリンゴジュースで作ったり。 カボチャは既に収穫されていたけれど、沢山並んでいると幸せな気分になります。 霜が降りると葉っぱモノがダメになるので、収穫して、今回はケニア人のKenedyが料理。 とにかく沢山葉っぱを切って薄く味付けして鍋で蒸らす?ように炒めてました。 スープはまたもや鹿肉のスープ。これがお肉が柔らかくてとっても美味しかった。 炭水化物は米。 何て言う米だったのか忘れたけど、お米1カップに対して水2リットルで茹でるという日本人としては信じがたい調理法。米が泳いでます。 #
by fremdes_Wasser
| 2012-11-16 22:00
| Amberg
2012年 11月 16日
AmbergではMichaelaにお願いして料理を教えてもらいました。
古い料理の本が沢山あって、それを見ながら料理。古いBayernの本は簡単に読めない文字で書かれていて、それもまた面白い。 この団子みたいなのはSemmelknödel(ゼメルククヌーデル)といって、固くなって食べられなくなった白パンを牛乳・卵・パセリなどと一緒に混ぜて茹でて出来上がり。 付け合わせのソースは昨日裏山でしとめた、鹿肉の赤ワイン煮込み。 そう、鹿。 彼女の家は裏山に鹿の群れを飼っていて、時々しとめてはWurst(日本で言うウインナー?ソーセージ?)にするために売っているようです。 私がいるときに、「丁度2頭の鹿をしとめたから付いてくる?」 と聞かれたので行ってみる事に。 まだ温かく、目にも濁りがない、まるで生きているような鹿をトラックに積んで、解体する作業を見させてもらいました。素晴らしい手さばきでどんどん解体される鹿。 その日の夜は新鮮な肝臓と心臓、腎臓(!)をいただきました。 腎臓は初めて食べたけれど肝臓よりも臭みがない、けれど心臓よりも内臓の臭みが残る感じです。 次はシュトーレン。 日本でも良く見るようになりましたよね、クリスマスの定番。 Michaelaが蚤の市で見つけて来たというこれ。 機関車トーマスみたいな機械ですが、木の実を細かく砕く道具。なかなかの体力勝負ですが、古い道具って美しいですよね。 出来上がりのアーモンドプードルはなかなかの仕上がり。 色々粉とか卵とか牛乳とか混ぜて、あ!そうそう、このシュトーレンはQuarkというカッテージチーズのような物を混ぜたので割とさっぱりした仕上がり☆でした。 写真はないですが、ポテトサラダが美味しかった。 マヨネーズで和えるのではなく、タマネギのみじん切り、マスタード、酢、お湯に泳がせるように茹でたジャガイモを小さく切ったものを和えて。 ジャガイモは粘り気があって甘みが強いので日本のジャガイモでも同じように美味しくできるのか分からないけれど、試してみようと思っています。 最後に料理じゃないけどビール。 とっても香りが良いのが南ドイツの定番、Weisenbier。あ、でも写真にはないかな。 いろんな色のビール。 ちなみに私は右から2番目のWeisenbierをレモネードで割ったものをこのときは飲みました。 #
by fremdes_Wasser
| 2012-11-16 00:00
| Amberg
2012年 11月 15日
AmbergのAltstadtまで住んでいたところから、自転車で30分くらい。
小さなお店が沢山あって、可愛らしい町です。アンティークショップも沢山あって、眺めるだけで楽しい。 町を見下ろす丘の上にはMariahilf教会があって、天気のよい夕暮れ時に訪れると、紅葉の美しい森と夕日が金色に輝いて、その光の中にAmbergの小さな町が溶けていくような錯覚を感じるほど美しかったのです。残念ながら写真はないのですが。 1358年に立てられたゴシック調の市庁舎 marktを挟んで教会が。 眼鏡橋と古い木造の橋。 誰かの心遣い?小さな鳥小屋 中でも面白いのはこのホテル。 写真で見えるか分からないけれど、ドアにストーリーが。 当時、貧しくて結婚が出来ないようなカップルに一夜をこっそり過ごさせたというホテル。 現在は5つ星ホテルでした。 何故か人魚? と魚に食われる人。 この町で一番古い建物…だったような。どうだったかな。 #
by fremdes_Wasser
| 2012-11-15 23:22
| Amberg
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